ESGの取り組み
コンプライアンス
住友商事グループのコンプライアンス指針
(コンプライアンスポリシー)
当社は住友商事グループのコンプライアンス指針に基づいて、事業活動を行なっています。
住友商事グループのコンプライアンスの原点は、「法と規則を守り、高潔な倫理を保持する」という行動指針を実践し、社会からの信用を得ることにあります。
そのため、コンプライアンスはあらゆる企業活動に優先するものであり、会社が利益追求を優先するあまりコンプライアンス違反を起こすことは絶対にあってはならないという「コンプライアンス最優先」と、万が一コンプライアンス上の問題が発生したときは、上司あるいは関係するコーポレート部門の各部署に対して直ちに事態を報告し、最善の措置を取るという「即一報」を基本として取り組んでいます。
「即一報」と「スピークアップ制度」
競争法違反や贈収賄・腐敗行為などの各種法令違反のみならず、職場での不正行為、不正経理、ハラスメント行為など、コンプライアンスに関する問題が生じた場合またはそのおそれのある事態を知った場合には、「即一報」を行うことを社則に明記し、マネジメントレベルを含む上司あるいは関係する各部署に対して、直ちに事態を報告することの徹底を図り、都度関係部署の総力を結集し、速やかに最適な対応・対策を講じています。さらに、何らかの事情で職制ラインでの報告が困難な場合に備えて、この通常ルートの他に、問題に気付いた役職員が社内外の受付窓口を通じてコンプライアンス最高責任者に連絡できる、「スピークアップ制度」を2003年3月から設置しています。
社内啓発活動
- 社内に、コンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスの推進を目的とした体制整備、全役職員に対する啓発・教育活動、情報共有等に取り組んでいます。
- 営業現場における自己点検ツール(セルフチェックリスト)や内部統制タイムズなどの媒体を活用した啓蒙を通し、管理部内部統制推進チームを中心に当社のコンプライアンスに関わる個別の課題・懸念に対する自発的な改善をサポートしています。