DX推進
メッセージ

当社は、変わらぬ価値と新たな挑戦を重んじ、商社としての長い歴史と伝統を誇りに思うと同時に、未来に向けた革新を続けることを使命としています。特に近年では、デジタル技術の進化がビジネスの在り方を大きく変えています。
当社もこの変化に対応し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進してまいりました。
具体的には、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した業務プロセスの自動化、データサイエンティストの内製化、データ分析による市場動向の迅速な把握、また生成AIや最新デジタルツールの導入とリテラシー教育に取り組んでまいりました。
これからも、デジタル技術を駆使してビジネスの革新を続け、持続可能な成長を目指してまいります。皆様のご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役 社長執行役員 諸星 正樹
DX推進の歩み
DX推進にあたってはデータの利活用とデジタル技術の導入が不可欠です。
まず、社内の業務プロセスを見直し、RPAを活用することで、業務の自動化と効率化を実現しています。
また、デジタル人材の育成に早くから着手しデータサイエンティストの内製化を実現しました。2021年にはデータサイエンティストで構成されるDS(データソリューション)チームを組成し、現場のドメインナレッジを活かした社内業務の効率化やデータ分析が可能となり、社外向けにもデータ可視化・分析・シミュレーション業務の提供を開始しています。
さらに2024年にはDX戦略チームを新設し、生成AI、ノーコード・ローコードツールの導入を行うことで、これまで以上に迅速かつ的確な業務オペレーションを実現しています。
主な取り組みヒストリー

DX取組目標
当社は、社会課題の解決に向けて新たな付加価値を創造・提供し、持続的な成長を目指していくことを中期的な計画として掲げています。
中でも既存ビジネスに対する見直しと工夫を図ること、当社を取り巻く環境の変化やVUCAへの適応力を高めること、また最新のデジタル技術の活用を通じて、社員の標準装備をグレードアップさせ生産性を向上させることを盛り込んでおり、これらの実現に向けて様々なDX施策を企画立案し、全社横断的な取り組みを推進していきます。
主な方策
- 最新デジタル技術の導入・安定利用
- 生成AI(Copilot)やMicrosoft Power Platformの導入
- AIチャットボット導入
- 業務効率化ツール(AI翻訳、議事録作成、AI-OCR等)の導入
- Pythonを活用した業務効率化案件、及びRPAの安定的運用
- クラウドファイルサーバーBoxへのデータ移行
- 電子署名ガイドライン整備
- 電子帳簿保存法に基づく対応
- DX人材育成
- 最新デジタルツールの活用推進活動(研修・ワークショップ等)
- Excel研修
- DX教育の為のE-Learningの導入
DX推進体制
DX推進を強化する為、2024年4月に業務部内に新設したDX戦略チームを中心に、ICTインフラチーム、DSチームとともに、外部パートナーと協業の上、DX推進体制を構築しています。同時に、各種研修や社内セミナー、ワークショップ、E-Learningの導入等を通じてDX人材の育成にも取り組んでいます。

DX取組事例

ITインフラ整備
- クラウド分析環境整備(AWS・Azure)
- Microsoft 365 E5プラン導入
- 生成AI(Copilot)導入
- Microsoft Power Platform導入
- クラウドストレージサービスBoxの導入
データ利活用
- AWS x Pythonによるデータ可視化・分析・シミュレーション、社内業務の自動化
- 生成AIを活用した社内チャットボットの自社開発・保守・運用

DX人材育成
- データサイエンティスト育成
- Python研修
- データサイエンス研修
- Power Automate研修、ワークショップ
- Excel研修
- 生成AI研修、ワークショップ
- DX教育の為のE-Learningの導入
業務効率化ツール導入
- RPA開発・保守・運用
- 名刺管理ツールSansan導入
- 業務効率化アプリKintone導入
- AI翻訳ツールYarakuZen導入
- 議事録作成ツール導入